2013年8月10日土曜日

米議会が中国を非難する決議:わが国への「警告」か、中国のトーンが不気味

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●7日、参考消息網は記事「海外メディア:中国の新型軍艦が続々登場、日本を追い越す」を掲載した。空母遼寧号による遠洋航海訓練の実施、艦載機の離発着訓練、新型ミサイル駆逐艦の就役……。今、中国の新型軍艦が次々登場している。写真は中国の空母・遼寧号


サーチナニュース  2013/08/10(土) 16:47
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0810&f=politics_0810_005.shtml

米議会が中国を非難する決議…わが国への「警告」か=中国

  米上院は7月29日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺、南シナ海での中国の「威嚇や武力行使」を非難する決議を全会一致で可決した。
 決議は、2013年1月に起きた中国艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダー照射の例を挙げ、中国周辺海域の緊張情勢がエスカレートしていると指摘、西太平洋海域の航行の自由に「米国の国益がかかっている」と強調した。 
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  米上院でこうした決議が可決されるのは非常に珍しい。
 同決議は米政府に対して拘束力はないが、安倍政権の遊説が少なくとも米議会で成功したということであり、
 米国の中国への「警告」の意図も伺える。

  米国にとって世界第2位の経済大国である中国は、米国のリーダーの地位に迫り、
 特に中国海軍の意気盛んな艦船建造計画はとりわけ人目を引き
 将来的に米海軍と西太平洋の支配権を争うに違いなく、米国は予測できる将来に直面しなければならない「主要課題」となっている。


 このトーンが少しおかしい。
 通常なら「米議会が中国を非難する決議」に対して、汚い言葉の反論が行われるのが常である。
 ところがどういうわけか「わが国への「警告」か」となっている。
 どいうことなんのだろう。
 なにかのメッセージであろうか。
 中国はどちらかというといわゆる「面の皮が厚く」、自らを省みるという発想は全くなく、自分だけが正しいと思い込んで、反対するモノは口汚く罵るのがいつもの作法である。
 それが「わが国への「警告」か」ときた。
 やはり不気味である。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月8日 16時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75284&type=0

中国の新型軍艦が続々登場、日本を追い越す―海外メディア

 2013年8月7日、参考消息網は記事「海外メディア:中国の新型軍艦が続々登場、日本を追い越す」を掲載した。

 中国初の空母遼寧号による遠洋航海訓練の実施、艦載機の離発着訓練、新型ミサイル駆逐艦の就役……。
 今、中国の新型軍艦が次々登場している。
 香港紙・成報は6日、国力の増強、海洋権益保護の必要性、国防科学技術の向上といった要素が重なり、海軍兵器の更新が集中しているという、北京航空宇宙大学の劉江平(リウ・ジアンピン)高級研究員のコメントを掲載した。

 米誌ナショナル・インタレストによると、現在、
 中国は7種類の軍艦を同時に開発している。
 この数は米国に匹敵するという。
 中国造船工場は過去10年間、急ピッチで発展し、今や世界最大の造船能力を有している。
 中国国民は海上貿易を守る必要性を痛感しており、海軍力増強を支持している。